スペイン元州首相が帰国、集会で演説後に姿消す
ロイター / 2024年8月9日 9時15分
8月8日、スペイン北東部カタルーニャ自治州の独立運動指導者で同州のプチデモン元首相は、7年ぶりにスペインに帰国し、バルセロナで行われた集会に現れた。その後地元の警察官の車で姿を消したという(2024年 ロイター/Lorena Sopena)
[バルセロナ 8日 ロイター] - スペイン北東部カタルーニャ自治州の独立運動指導者で同州のプチデモン元首相は8日、7年ぶりにスペインに帰国し、バルセロナで行われた集会に現れた。その後地元の警察官の車で姿を消したという。
プチデモン氏は2017年にカタルーニャ州の独立の是非を問う住民投票を強行し、その後に出国。今回、逮捕の可能性があるにもかかわらず帰国した。集会では警察による厳重な監視の下、数千人の支持者に独立運動の再興を訴えた。
カタルーニャ州内務省の報道官によると、プチデモン氏は演説を終えた後、警察官の車に乗り込み、その場を離れたとみられ、当局が緊急に捜索を行った。地元警察は、同氏の所在に関する捜査の一環として、この車の所有者を含む警察官2人を逮捕したと明らかにした。
プチデモン氏は17年に独立運動が頓挫するとベルギーに逃れ、以来亡命生活を送っている。
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