次回の平和サミット、ロとの交渉開始にあらず=ウクライナ大統領府長官
ロイター / 2024年8月9日 10時48分
ウクライナのイェルマーク大統領府長官(写真)は、8日に同国メディアに掲載されたインタビューで、ウクライナ主導で和平案を協議する2回目の「平和サミット」をロシアとの交渉の始まりとして扱うべきではないと述べた。コペンハーゲンで5月撮影。提供写真(2024年 ロイター/ Ritzau Scanpix/Ida Marie Odgaard)
[キーウ 8日 ロイター] - ウクライナのイェルマーク大統領府長官は、8日に同国メディアに掲載されたインタビューで、ウクライナ主導で和平案を協議する2回目の「平和サミット」をロシアとの交渉の始まりとして扱うべきではないと述べた。
イェルマーク氏は、2回目のサミットの目的は出席者が共同で承認した和平案に合意し、ロシアに提示することだと説明。「ロシア代表が出席し、この案を手渡すことは可能だ。第2回サミットをロシアとの交渉の始まりとして扱うべきではない」と述べた。
1回目は6月にスイスで開催し、食糧の確保や人道問題などについて合意した。ゼレンスキー大統領は、第2回サミットをロシア代表が出席する形で今年開催したいと発言している。
イェルマーク氏は、ロシア軍の撤退、1991年の旧ソ連崩壊後の国境回復など、共同姿勢を取るのがより困難な他の課題にも取り組む必要があると指摘。ウクライナは事態の迅速な進展を望んでいるが、年内に第2回会合が実現するかは分からないとした。
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