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サウジ、国王・皇太子不在でも閣議開催可能に 国王令

ロイター / 2024年8月9日 10時50分

サウジアラビアのサルマン国王(写真)は、自身と首相である息子のムハンマド皇太子の双方が不在でも閣議を開けるようにする国王令を出した。国営メディアが8日報じた。写真はジッダで5月撮影。提供写真(2024年 ロイター/Saudi Press Agency)

[ドバイ 8日 ロイター] - サウジアラビアのサルマン国王(88)は、自身と首相である息子のムハンマド皇太子の双方が不在でも閣議を開けるようにする国王令を出した。国営メディアが8日報じた。

サルマン国王は5月に肺炎治療を受け、ムハンマド皇太子は国王の健康状態を理由に日本への公式訪問を延期した。

サルマン国王は1週間後にオンライン形式で閣議を主宰し、国営テレビがその映像を伝えた。

国王令によると、国王、皇太子もしくはその代理が不在の場合、閣僚メンバーのうちアブドルアジズ初代国王の最長老の子孫が閣議を主宰し、閣議決定に署名する。

サウジ閣僚には、ともにサルマン国王の息子であるアブドルアジズ・エネルギー相やハリド国防相ら、初代国王の子孫7人が含まれる。

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