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原油先物は週間で3%超上昇へ、中東情勢緊迫化や米景気見通し改善で

ロイター / 2024年8月9日 10時57分

アジア時間の原油先物は前日比で小幅安となっているが、週間では3%超上昇する勢い。写真は米テキサス州ラビング郡で2019年11月撮影(2024年 ロイター/Angus Mordant)

Nicole Jao

[9日 ロイター] - アジア時間の原油先物は前日比で小幅安となっているが、週間では3%超上昇する勢い。米雇用データを受け需要を巡る懸念が緩和したほか、中東情勢緊迫化リスクが意識されている。

0030GMT(日本時間午前9時半)時点で、北海ブレント先物0.09ドル(0.11%)安の1バレル=79.07ドル、米WTI原油先物は0.01ドル安の76.09ドル。

週間ではともに3%超上昇している。

イスラエル軍は8日、パレスチナ自治区ガザで空爆を強化し、パレスチナの医療関係者によると、少なくとも40人が死亡した。

ANZのアナリスト、ダニエル・ハインズ氏は「地政学的リスクが高まる中、原油価格は最近の急落から回復を続けている」と述べた。

イスラム組織ハマスとレバノンに拠点を置く親イラン武装組織ヒズボラの幹部が先週殺害され、イランによるイスラエルへの報復攻撃の可能性が高まっており、原油供給を巡る懸念が広がっている。

イエメンの親イラン武装組織フーシ派はイスラエルとハマスの戦争を巡りパレスチナ人との連帯を示すとして、イエメン近海で今週も国際船舶への攻撃を続けた。

また、リビア国営石油会社は7日からシャララ油田に不可抗力条項を発動すると発表した。

8日発表された米新規失業保険週間申請件数は予想以上に減少。景気後退懸念が和らいだ。

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