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午前の日経平均は反発、米株高や円安好感 連休前で手じまい売りも

ロイター / 2024年8月9日 12時15分

 8月8日、午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比549円08銭高の3万5380円23銭と、反発した。写真は株価ボード。都内で2月撮影(2024 ロイター/Issei Kato )

[東京 9日 ロイター] - 午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比549円08銭高の3万5380円23銭と、反発した。前日の米国株高やドル高/円安進行を好感した。国内では明日から3連休に入るため、連休中の地合い変化を警戒した手じまい売りが広がり、買い一巡後は上げ幅を縮小した。

日経平均は441円高で寄り付いた後、840円高の3万5671円31銭で前場の高値をつけた。買い一巡後は半導体関連株などの主力株が軟化し、日経平均は270円まで上げ幅を縮小する場面があった。市場では「ボラティリティが高い状態で3連休入りするため、売り圧力が強まりやすい」(国内証券ストラテジスト)との声があった。

東証株価指数(TOPIX)は1.49%高の2498.35ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は3兆3152億9900万円。東証33業種では、非鉄金属、石油・石炭製品、卸売、サービスなど27業種が値上がり、電気・ガス、金属製品など6業種は値下がりした。

三井住友トラスト・アセットマネジメント上野裕之チーフストラテジストは「5日の株価暴落時に買い入れた短期筋が多いとみられる中、週末にかけて短期主導の売りは株価の上値を抑えやすい」との見方を示す。ただ、前場の値幅は上下約560円にとどまっており「週明けのパニック相場からは落ち着きを見せており、方向性としては収束に向かっている」(同)という。

ソフトバンクグループ、リクルートホールディングスが5─6%超高となったほか、アドバンテストが2%超高。前日に業績見通しの上方修正を発表した東京エレクトロンは一時10%超高となったが、その後上げ幅を縮小し1.74%高だった。同じく上方修正を発表したフジクラはストップ高買い気配。トヨタ自動車は小幅高、ファーストリテイリングは1%超高となった。

半面、SUMCOが9%超安となったほか、ディスコは2%超安、レーザーテックは小幅安。前日ストップ安となった資生堂はきょうも軟調で13%超安となった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1331銘柄(81%)、値下がりは287銘柄(17%)、変わらずは24銘柄(1%)だった。

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