ペイペイ、「給与デジタル払い」初の指定業者に サービス開始へ

　８月９日　ソフトバンクの決済関連子会社、ＰａｙＰａｙ（ペイペイ、東京都港区）は９日、給与のデジタル払いに対応する資金移動業者として厚生労働相の指定を受けたと発表した。写真はペイペイのロゴで、２０２１年６月に都内で撮影（２０２４年　ロイター／Sam Nussey）

Shinichi Uchida

［東京　９日　ロイター］ - ソフトバンクの決済関連子会社、ＰａｙＰａｙ（ペイペイ、東京都港区）は９日、給与のデジタル払いに対応する資金移動業者として厚生労働相の指定を受けたと発表した。指定は同社が初めて。

対応企業は従業員のペイペイアカウントに給与を支払うことが可能になる。年内にすべてのユーザーに対するサービス提供を見据え、９日に専用ホームページを開設する。

ソフトバンクグループ、ソフトバンク、ＬＩＮＥヤフーなどグループ１０社は、希望する従業員を対象に９月分の給与からペイペイアカウントへの給与デジタル払いを開始すると発表した。ソフトバンクグループ全体で「ペイペイ経済圏」の拡大を進める。