NY外為市場=ドル堅調、対円でも5営業日ぶり上昇
ロイター / 2024年9月10日 6時7分
[ニューヨーク 9日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが円を始め他の主要通貨に対して堅調に推移した。米連邦準備理事会(FRB)による大幅利下げ幅が後退する中、投資家は11日発表の8月米消費者物価指数(CPI)に注目している。
ドルは対円で5営業日ぶりに上昇した。対ユーロでは2日連続で上昇した。 LSEGによると、米金利先物は9月17─18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での25ベーシスポイント(bp)の利下げを完全に織り込んでいる。50bpの利下げが行われる可能性は約29%あるとみている。
クラリティーFXのエグゼクティブ・ディレクター、アモ・サホタ氏は「FRBは来週、25bp利下げを行うだろう。インフレ指標次第では、11月に50bpの大幅利下げがあるかもしれない」と述べた。
午後の取引では、ドル/円は0.4%高の142.84円だった。 ユーロ/ドルは0.4%下落の1.1041ドルとなった。ユーロの下落はドル指数を押し上げ、0.4%高の101.56となった。
市場の注目は米CPIに集まっているが、FRBはインフレ率よりも雇用に重点を置いていることを明らかにしている。ロイター調査によると、8月CPIは前月比0.2%上昇と見込まれている。ただ前年同月比では2.6%上昇と、伸びは7月の2.9%から鈍化すると予想されている。 他通貨では、ドルが対スイスフランで0.6%上昇し、0.8482フランとなった。
英ポンドは0.4%安の1.3075ドルだった。一時、約2週間ぶりの安値となる1.3068ドルまで下落した。
ドル/円 NY終値 143.17/143.20
始値 143.66
高値 143.79
安値 142.66
ユーロ/ドル NY終値 1.1034/1.1035
始値 1.1040
高値 1.1053
安値 1.1034
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1「フレッシュネス」チキンに"もも肉"使うプライド クリスマス時期の「チキン難民」を狙う戦略
東洋経済オンライン / 2024年12月22日 9時0分
-
2年金の「もらい過ぎ」に要注意! 年下の妻が手続きしないと「100万円」以上を還付しないといけない可能性も!? 注意が必要なポイントを解説
ファイナンシャルフィールド / 2024年12月22日 2時20分
-
3管理職にならない選択が「普通」に? 「責任の重圧」「年収減の可能性も」…“なりたくない”リアルな理由とは
まいどなニュース / 2024年12月21日 20時32分
-
4「ドイツ旅行のコスパ最強ホテル」実は東横INN!? 実際に泊まったら「日本人には最強仕様」…でも違いも?
乗りものニュース / 2024年12月22日 11時12分
-
5103万円の壁問題とともに浮上した106万円の壁撤廃は別の経済苦を生むか パート主婦「手取りも減るってことですよね」コンビニオーナー「スポットで働く人を増やすか」
NEWSポストセブン / 2024年12月22日 7時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください