米オラクル第1四半期、売上高が予想上回る クラウドサービス好調

　米ソフトウエア大手オラクルは９月９日、第１・四半期の売上高が市場予想を上回ったと発表した。人工知能（ＡＩ）導入企業からのクラウドサービスに対する需要増加が背景。昨年３月、ニューヨーク証取で撮影（２０２４年　ロイター/Brendan McDermid）

［９日　ロイター］ - 米ソフトウエア大手オラクルは９日、第１・四半期の売上高が市場予想を上回ったと発表した。人工知能（ＡＩ）導入企業からのクラウドサービスに対する需要増加が背景。

第１・四半期の売上高は１３３億１０００万ドル。ＬＳＥＧがまとめた予想の１３２億３０００万ドルを上回った。

オラクルの最大事業部であるクラウドサービス・ライセンスサポートの第１・四半期の売上高は１０５億２０００万ドルと、前年同期の９５億５０００万ドルから１０％増加した。

ＯＣＩ（オラクル・クラウド・インフラストラクチャー）は引き続き好調で、特にＡＩアプリケーションにおけるクラウドコンピューティングの需要が持続することが予想される。

同社はまたアマゾン・ウェブ・サービス（ＡＷＳ）との提携も発表した。