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FRB利下げ、労働市場の強さ維持する狙い=ジェファーソン副議長

ロイター / 2024年10月9日 9時42分

 10月8日、米連邦準備理事会(FRB)のジェファーソン副議長は、9月の連邦公開市場委員会(FOMC)で決めた0.5%の利下げは、インフレ鈍化が続く中でも労働市場の強さを維持する狙いがあったと述べた。テキサス州ダラスで9日撮影(2024年 ロイター/Ann Saphir)

[8日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のジェファーソン副議長は8日、9月の連邦公開市場委員会(FOMC)で決めた0.5%の利下げは、インフレ鈍化が続く中でも労働市場の強さを維持する狙いがあったと述べた。

「FOMCはインフレ率が2%の目標に向けて持続的に推移しているとの確信を強めた」とし、「労働市場の強さを維持するために私を含めFOMCメンバーは先月に政策スタンスを調整した」と講演の準備原稿で述べた。

「経済活動は引き続き堅調なペースで成長している。インフレは大幅に和らいだ。労働市場は以前の過熱状態から落ち着いた」との見方を示した。

8月の個人消費支出(PCE)価格指数は前年比2.2%上昇と、2年前の6.5%と比べ、FRBの目標である2%に「大幅に近づいた」とし、「目標に向けて前進し続けると予想している」と述べた。

失業率は4.1%で、1年前の3.8%から「限定的」な上昇にとどまっていると指摘。ただ、雇用の伸びは減速しているとし、「労働市場の冷え込みは顕著だ」と述べた。

その上で、さらなる利下げを検討する際には、今後の経済指標や見通し、リスクのバランスを注視すると言明。「金融政策決定に対する私のアプローチは、会合ごとに決定を下すことだ」とし、「経済動向に伴い、最大雇用と物価安定を最も良く促進する政策に関する私の考えを継続的に更新していく」と語った。

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