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チリCPI、9月は前月比0.1%上昇 予想下回り利下げ継続余地

ロイター / 2024年10月9日 9時54分

[サンティアゴ 8日 ロイター] - チリ国家統計局(INE)が8日発表した9月の消費者物価指数(CPI)は前月比0.1%上昇と、ロイターのエコノミスト調査による予想の0.30%上昇を下回った。9月は祝日のためインフレが加速する傾向があるが、伸びが予想を下回ったため中央銀行に利下げ継続余地が生まれた。

前年比では4.1%上昇と前月の4.7%から減速した。

9月は指数の13項目中7部門が上昇。最も影響したのは衣料品と履物の3.3%上昇だった。一方、食品とノンアルコール飲料は0.5%下落した。

パンテオン・マクロエコノミクスの中南米担当チーフエコノミスト、アンドレス・アバディア氏は、今回の指標は9月の25ベーシスポイント(bp)利下げを支持するとともに、追加緩和に道を開く形となったと述べた。

ただ、「電気料金の引き上げで総合インフレ率は第4・四半期を通じて現在の水準にとどまり、ディスインフレ傾向は長期化しない」との見通しを示した。

チリ中銀は17日に金融政策決定会合を開く。市場参加者は政策金利が25bp引き下げられて5.25%になると予想している。

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