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英国の人口、23年は1%増の6830万人 移民増が継続

ロイター / 2024年10月9日 11時21分

 10月8日、英国立統計局(ONS)が公表したデータによると、2023年半ば時点の英人口は1年前から1%増加し、6830万人となった。写真は英ロンドンで昨年5月撮影(2024 ロイター/Henry Nicholls)

[ロンドン 8日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)が8日に公表したデータによると、2023年半ば時点の英人口は1年前から1%増加し、6830万人となった。

主な押し上げ要因は移民の純増で、同国を構成するイングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの人口増の主な要因だった。

出生数と死亡数の差である人口の自然増減は1万6300人減だった。ONSの従来予想では、人口減少は30年代半ば以降と示唆されていた。

英国では近年、経済移民や小型船で不法入国する移民が増加しており、長年の投資不足により公共サービスが逼迫、政治的な問題となっている。

イングランドとウェールズの人口は記録的な規模の移民で23年に61万人増加し、1年間の増加幅としては過去75年で最大となった。

増加率が高かったのはイングランドとウェールズの1%。スコットランドは0.8%増、北アイルランドは0.5%増だった。

欧州連合(EU)離脱後の査証(ビザ)制度変更でEUから英国への移民は大幅に減少したが、就労ビザの新規則により主に医療・社会福祉の欠員補充目的でインド、ナイジェリア、パキスタンから移民が急増した。

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