バイデン氏、イスラエル首相と9日協議へ イラン対応巡り＝報道

　１０月８日、バイデン米大統領（写真）は９日、イスラエルのネタニヤフ首相とイラン攻撃計画について電話協議する見通し。写真は米ウィスコンシン州 ミルウォーキーで撮影（２０２４　ロイター／Leah Millis）

[ワシントン ８日 ロイター] - バイデン米大統領は９日、イスラエルのネタニヤフ首相とイラン攻撃計画について電話協議する見通し。米ニュースサイトのアクシオスが８日、複数の米当局者の話として伝えた。

当局者によると、米政府はこの電話会談で、イスラエルの報復措置の制限を定めたい意向。

政府はイスラエルの攻撃が不釣り合いにならずに重要な標的に対して行われることを確実にしたいという。

ホワイトハウスはこの報道に関するコメント要請に応じていない。

イランは先週、レバノンで軍事活動を激化させているイスラエルにミサイル攻撃を実施。イスラエルは報復すると表明しており、中東情勢を巡る緊張が高まっている。

イランの攻撃では死者は出ず、米政府は効果がなかったとしている。

バイデン氏は先週、イスラエルがイランによるミサイル攻撃の報復としてイランの石油施設や油田を攻撃する可能性について、自身がイスラエルの立場であれば「それ以外の選択肢を検討する」と述べた。