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今年の米天然ガスは生産減少、需要が過去最高に=EIA

ロイター / 2024年10月9日 13時59分

米エネルギー情報局(EIA)は8日付の短期エネルギー見通し(STEO)で今年の国内の天然ガス需給について、生産が減少する一方、需要は過去最高水準に高まるとの見通しを示した。写真はノースダコタの天然ガス油田(2024年 ロイター/Andrew Cullen)

[8日 ロイター] - 米エネルギー情報局(EIA)は8日付の短期エネルギー見通し(STEO)で今年の国内の天然ガス需給について、生産が減少する一方、需要は過去最高水準に高まるとの見通しを示した。

液体分を生じない乾性ガスの今年の生産量は1日当たり1035億立方フィートと、過去最高だった2023年の同1038億立方フィートから減少する見込み。予想通りなら2020年以来初の減少となる。3月にヘンリーハブのスポット価格が32年ぶりの水準に落ち込み、多くの生産者が掘削活動を縮小したことが背景にある。来年は同1046億立方フィートへの回復を見込んだ。

国内の天然ガス消費量は、過去最高だった23年の1日当たり891億立方フィートから901億立方フィートに増加し、25年には再び891億立方フィートに戻ると予想した。

9月の予想は供給量が1日当たり1034億立方フィート、消費量が同899億立方フィートで、いずれも上方修正となった。

今年の米国の液化天然ガス(LNG)輸出は、過去最高だった昨年の1日当たり119億立方フィートから121億立方フィートに増加し、25年にはさらに138億立方フィートに増える見込み。

国内の今年の石炭生産は5100万トンと昨年の5775万トンを下回り、1964年以来の低水準になる見通し。25年にはさらに4846万トンに減ると予想されている。

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