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日中外相が電話会談、岩屋氏は刺殺事件と領空侵犯への説明求める

ロイター / 2024年10月10日 8時49分

[北京/東京 9日 ロイター] - 日本の岩屋毅外相は9日、就任後初めて中国の王毅外相と電話会談し、中国国内で日本人への襲撃が起きていることや中国の軍事活動について懸念を表明した。

先月には深セン市で日本人学校に通う男児が刺殺されたほか、6月には蘇州市で日本人学校が利用するバスを襲撃した犯人から日本人の母子を守ろうとした中国人女性が死亡した。

日本の外務省によると、岩屋氏は日本人を保護する措置を強化し、男児刺殺事件について詳しく説明するよう求めた。

双方はこの問題について引き続き意思疎通を図ることで合意した。

同省によれば、岩屋氏は「中国軍の活動活発化への深刻な懸念」を伝え、8月に起きた中国軍機による日本領空侵犯についても説明を求めた。

日本側の声明は王氏の返答に触れていない。

一方、中国国営メディアによると、王氏は2国間関係を着実に発展させようとする日本の「前向きなシグナル」を評価し、「日本の内閣の新しい雰囲気と中日関係の新たな発展」に期待していると伝えた。

また、平和を維持する取り組みを呼びかけ、米国を念頭に「特に外部勢力が騒ぎを引き起こし、地域の対立をかき乱すのを防ぐ」よう求めた。

王氏は「日本が中国に対して客観的で理性的、前向きで友好的な認識を確立することを望む」とも語った。

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