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鉄鋼・アルミに25%関税、相互関税11日にも発表 トランプ氏表明

ロイター / 2025年2月10日 8時46分

 2月9日、トランプ米大統領は、米国に輸入される全ての鉄鋼・アルミニウムへの25%の関税を10日に発表すると明らかにした。大統領専用機上で撮影(2025年 ロイター/Kevin Lamarque)

Jeff Mason

[米大統領専用機 9日 ロイター] - トランプ米大統領は9日、米国に輸入される全ての鉄鋼・アルミニウムへの25%の関税を10日に発表すると明らかにした。大統領専用機上で記者団に語った。

11日か12日に相互関税を発表し、ほぼ即時発効させるとも述べた。貿易相手国が米製品に課しているのと同率の関税を課す方針で、全ての国が対象になるだろうとした。「向こうが関税を課すなら、われわれも課す」と語った。

トランプ氏は1期目に鉄鋼に25%、アルミに10%の関税を課したが、その後、カナダ、メキシコ、ブラジルなど一部の貿易相手国に無関税枠を認めた。

バイデン前大統領は無関税枠を英国、日本、欧州連合(EU)にも拡大し、米国内の製鉄所は近年、設備稼働率が低下している。

ホワイトハウスのレビット報道官は新たな関税について、既存の鉄鋼・アルミ関税に上乗せされると述べた。

トランプ氏は11日か12日に記者会見を開き、相互関税計画の詳細を公表するとした。この計画について7日に言及したのは「米国が他国と公平に扱われる」ようにするためだと説明した。

トランプ氏はかねてより、欧州連合(EU)の自動車輸入関税10%が米国の2.5%よりはるかに高いとして不満を抱いている。

世界貿易機関(WTO)のデータによると、米国の貿易加重平均関税率は約2.2%。インドは12%、ブラジルは6.7%、ベトナムは5.1%、EUは2.7%などとなっている。

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