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ユーロ共同債、独年間負担は120億ユーロ=ジェフェリーズ試算

ロイター / 2020年4月9日 10時5分

4月8日、米投資銀行ジェフェリーズは、新型コロナ対策にあてる資金を調達するためのユーロ共同債について、発行した場合のドイツの年間負担は最大、国内総生産(GDP)比0.36%の120億ユーロ(130億ドル)に達するとの試算を公表した。写真はユーロ紙幣。2019年5月撮影(2020年 ロイター/Yara Nardi)

[ロンドン 8日 ロイター] - 米投資銀行ジェフェリーズは8日、新型コロナ対策にあてる資金を調達するためのユーロ共同債について、発行した場合のドイツの年間負担は最大、国内総生産(GDP)比0.36%の120億ユーロ(130億ドル)に達するとの試算を公表した。

イタリアなど新型コロナの打撃が特に深刻な国はユーロ共同債の発行を訴えており、否定的なドイツやオランダなどと対立している。

ユーロ圏財務相は7日午後から会合を始め、新型コロナの救済措置を議論した。会議は夜通し続いたが、救済資金の調達方法を巡りドイツやオランダなどが共同債発行に難色を示し、合意に至らなかった。

ジェフェリーズの試算によると、共同債発行の負担がGDP比0.5%を超える加盟国はない。オランダの年間負担は14億ユーロ(GDP比0.18%)程度となる。

一方、イタリアは年間150億ユーロ(GDP比0.84%)近く、ポルトガルは15億ユーロ(GDP比0.74%)相当の負担軽減が見込まれる。

この試算は、各国の借り入れコストの今後の変動は想定していない。

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