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原油先物は上昇、OPECプラスの減産合意に期待

ロイター / 2020年4月9日 11時4分

4月9日、アジア時間の原油先物は前日に続き上昇。テキサス州ミッドランドの油田で2019年8月撮影(2020年 ロイター/Jessica Lutz)

[メルボルン 9日 ロイター] - アジア時間の原油先物は前日に続き上昇。石油輸出国機構(OPEC)にロシアなど非加盟産油国を加えた「OPECプラス」がこの日開くビデオ会議で減産合意に達するとの期待感が広がっている。

0034GMT(日本時間午前9時34分)時点で、北海ブレント先物 は0.81ドル(2.5%)高の1バレル=33.65ドル。一時、33.90ドルまで上昇する場面もあった。

米WTI原油先物 は1.08ドル(4.3%)高の1バレル=26.17ドル。一時は6%急伸していた。

ロシアが日量160万バレルの減産を行う用意があるとの報道や、アルジェリアのエネルギー相が「有意義な」会議になるとの期待を示したことを受け、9日の会議では日量1000万─1500万バレルの減産で合意に達するとの期待が高まった。

OPECがこのような大規模な減産で合意したことはこれまでにない。

ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)のコモディティー(商品)調査部門責任者、ラクラン・ショー氏は「われわれは固唾をのんで見守っている。合意に達し、短期的にやや楽観ムードが広がると考えるが、その後はファンダメンタルズに再び焦点がシフトするだろう」と述べ、「ファンダメンタルズは厳しい」と指摘した。

OPECプラス会合の翌日10日には、COVID─19(新型コロナウイルス感染症)の流行による世界のエネルギー市場への影響軽減策を協議するため、20カ国・地域(G20)エネルギー相会合が開催される。

ショー氏は「G20が戦略的備蓄拡大について協議すれば、プラスの材料になるだろう」と述べた。

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