米主要3指数が最高値、金融株が主導
ロイター / 2021年7月10日 6時17分
[ニューヨーク 9日 ロイター] - 米国株式市場は反発し、主要株価3指数は軒並み終値で最高値を更新した。金融株が上昇を主導した他、エネルギー株や素材株、工業株も堅調に推移した。
米株相場は今週、米景気回復が失速するとの懸念から売りも出たもの、週間では小幅上昇し、ダウ工業株30種は0.2%高、S&P総合500種とナスダック総合はともに0.4%高となった。
ロングボウ・アセット・マネジメントのジェイク・ダラーハイド最高経営責任者(CEO)は「相場は前営業日の悲観的な状況から一転した」と指摘。米国のコロナ感染状況は他国と比べ良好で、こうした状況が続く限り、米相場は「潤沢なフリーマネーと低金利に支えられる」と述べた。
S&P金融は2.9%高で、1日の上昇率としては3月1日以来の高さとなった。
個別銘柄では、ジーンズ・メーカー、リーバイ・ストラウス(リーバイス)が1.4%高。堅調な通期利益見通しが好感された。
中国政府による締め付けが懸念され、前日まで4日続落していた中国配車サービス最大手の滴滴出行(ディディ)の米上場株は反発し、7.3%高で終了した。
来週から始まる米企業決算シーズンが注目され、米銀大手が先陣を切り、第2・四半期決算を発表する。リフィニティブのデータによると、アナリストはS&P総合500種採用企業の四半期利益が65.8%増になると予想する。
米取引所の合算出来高は85億1000万株。直近20営業日の平均は105億株。
ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を3.77対1の比率で上回った。ナスダックでも3.33対1で値上がり銘柄数が多かった。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1「令和のコメ騒動」不足解消でも楽観できない事情 人口減少社会で「農地改革」が進まない本当の理由
東洋経済オンライン / 2024年9月20日 8時0分
-
26時間睡眠を続けた人の脳は「ワインを2~3杯飲んだ状態」と同じ…「昼休みも仕事する人は危険」といえる理由
プレジデントオンライン / 2024年9月20日 10時15分
-
3バフェットの次を行く投資術 長年の積み重ねで業態転換成功の「富士フイルムHD」急速な時代の変化への対応は「お手本」 かつて「世界の巨人」コダックは破綻も
zakzak by夕刊フジ / 2024年9月20日 11時0分
-
4夫の死後「積年の恨み」晴らす「死後離婚」驚く実態 義理の家族と「完全に縁を断ち切る」方法は?
東洋経済オンライン / 2024年9月20日 9時30分
-
5人口はどんどん減っていくのにタワマンは増え続ける…日本各地で進む「再開発ラッシュ」の知られざる大問題
プレジデントオンライン / 2024年9月20日 9時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください