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ドル109円後半、中国企業の活動再開ぶり注視

ロイター / 2020年2月10日 15時23分

 2月10日、午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場の午後5時時点とほぼ変わらずの109円後半。写真は2017年6月撮影(2020年 ロイター/THOMAS WHITE)

[東京 10日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場の午後5時時点とほぼ変わらずの109円後半。アジア株の下げ渋りを受けて、ドルと円がやや弱含みとなった。

週明けのドルは109円後半で取引を開始。実需の売買が集中する五・十日で、明日は祝日で東京市場が休場となるため、序盤は買いが先行。109.88円まで上昇した。

しかし、上値の売りに押される形で反落した後はもみあい。「新型肺炎が収束していないなかで、ドルは下がりやすい環境が続いている。(米長期金利の低迷が)110円の壁を作っている」(外為アナリスト)という。

きょうから活動を再開した中国企業動向に関心を寄せる声も出ていた。「活動停止の長期化は景気の下押し要因。速やかに通常活動を再開できるかは大きな鍵となる。一方、通勤や通学が感染を拡大させないかも注意点」(外銀)という。

当局が企業に対し、1月末までの予定だった春節(旧正月)休暇を最長10日間延長するよう指示していた中国では、この日も多くの職場の閉鎖が続いており、北京の地下鉄はほとんど乗客が見られなかった。

アジア市場で底堅さが目立ったのは豪ドル。1月の中国消費者物価指数(CPI)が予想を上回り、2011年11月以来の大幅な伸びとなったこと、中国で一部企業が活動を再開したことなどが手掛かりとなったという。

豪ドル/円は73円前半から半ばへ上昇した。

ドル/円   ユーロ/ドル   ユーロ/円

午後3時現在 109.76/78 1.0954/58 120.25/29

午前9時現在 109.61/63 1.0947/51 120.01/05

NY午後5時 109.72/75 1.0943/47 120.10/14

(為替マーケットチーム)

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