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中国人民銀行は主要預金金利き下げ検討を=金融政策委員

ロイター / 2020年2月11日 1時56分

 2月10日、中国人民銀行(中央銀行)金融政策委員会の馬駿委員は、コロナウイルスの感染拡大が急速に進む困難な時期を企業が乗り越えるのを支援するため、指標金利の引き下げを検討すべきと述べた。写真は北京で2011年3月撮影(2020年 ロイター/David Gray)

[上海/北京 10日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)金融政策委員会の馬駿委員は、コロナウイルスの感染拡大が急速に進む困難な時期を企業が乗り越えるのを支援するため、主要預金金利の引き下げを検討すべきとの認識を示した。

馬委員はシンクタンクの微信(ウィーチャット)アカウントに掲載されたコメントで、「(新型コロナウイルスの)感染拡大によって引き起こされる損失は想像を超えるかもしれない」と指摘。「深刻な失業や社会不安につながりかねない中小企業への過度な損失集中を防ぐため、利害関係者に対する損失分配メカニズムを確立する必要がある」と述べた。

また企業が困難な時期を乗り切れるよう、商業銀行が貸出金利を引き下げる余地をもたせるため、人民銀行は主要預金金利を適切に引き下げることが可能と主張。その上で、商業銀行は新型コロナウイルスによる副次的な影響を受けた特定業種の企業の債務負担を軽減し、貸出金利を引き下げることにより支援すべきと語った。

政府に対しては、財政出動や中小企業に対する減税および補助金拡大などを図るべきとした一方、大手国営企業は輸送、水道、電気、通信などにかかる費用を一部負担すべきとした。

*内容を追加しました。

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