ＯＰＥＣと非加盟国、減産巡り再協議の必要も＝ナイジェリア石油相

［アブジャ　９日　ロイター］ - ナイジェリアのシルバ石油担当国務相は９日、サウジアラビアとロシアが原油市場のシェア獲得競争に乗り出したことに不満を示し、石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）加盟国と非加盟産油国は減産について再び協議を行う必要があるかもしれないとの見方を示した。

同相は記者団に対し、北海ブレントの急落を受けて戦術見直しを迫られる可能性があると述べた。

サウジとロシアは前週、協調減産を巡り合意できず、世界的に原油の需要が大きく落ち込んでいるにもかかわらず、増産に乗り出す考えを示した。