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ファーウェイの5G参入禁止法案、英議会で否決 与党議員が提出

ロイター / 2020年3月11日 2時47分

英政府が次世代(5G)通信網に中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)の参入を限定的に容認すると決定したことを巡り、これに反対する一部の与党・保守党議員が提出した修正案の採決が10日、英議会で行われ、反対多数で否決された。パリで昨年5月撮影(2020年 ロイター/Charles Platiau)

[ロンドン 10日 ロイター] - 英政府が次世代(5G)通信網に中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]の参入を限定的に容認すると決定したことを巡り、これに反対する一部の与党・保守党議員が提出した修正案の採決が10日、英議会で行われ、反対多数で否決された。

同法案はファーウェイなど中国企業を2022年12月まで国内5G通信網整備から排除する内容だった。

この問題を巡っては、ファーウェイ排除を求める米国も英国の決定に反発し、再考を求めている。

ジョンソン首相は1月、5G通信網整備を巡り「高リスク事業者」による「非中核」部分への参入を容認すると決定。 英政府によると、機密性の高い5G通信網の中核や、原子力や軍事施設などの重要な場所からは排除する。非中核部分の参入についても35%に制限する。

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