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原油先物が2%高、IEAが需要予測引き上げ

ロイター / 2020年7月11日 5時11分

 10日、米国時間の原油先物価格は約2%上昇した。写真は2017年10月撮影(2020年 ロイター/Darrin Zammit Lupi)

[ニューヨーク 10日 ロイター] - 米国時間の原油先物価格は約2%上昇した。国際エネルギー機関(IEA)は今年の石油需要見通しを引き上げたが、米国の新型コロナウイルス感染拡大が燃料需要の早期回復期待の重しになった。

またベーカー・ヒューズの発表によると、米国内の石油・天然ガス掘削リグ稼働数が10週連続で最低水準を更新し、これも支援材料になった。

清算値は北海ブレント先物 が0.89ドル(2%)高の1バレル=43.24ドル。米WTI先物 は0.93ドル(2.4%)高の40.55ドル。

週間ではWTIがほぼ変わらず、北海ブレントは約1%高だった。

IEAは10日、2020年の石油需要見通しを日量9210万バレルとし、先月時点から同40万バレル引き上げた。第2・四半期の需要が予想ほど落ち込まなかったためという。

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