コロナ禍に政治・経済的利益を追求すべきでない=ローマ教皇
ロイター / 2020年9月10日 11時59分
9月9日 ローマ教皇フランシスコは、誰1人、新型コロナウイルスの世界的な感染流行(パンデミック)から経済的・政治的利益を得ようとしてはならず、ワクチン開発業者はワクチン開発を単なる利益追求の取り組みと考えるべきではないと述べた。写真はバチカンで撮影(2020年 バチカン提供)
[バチカン市 9日 ロイター] - ローマ教皇フランシスコは9日、誰1人、新型コロナウイルスの世界的な感染流行(パンデミック)から経済的・政治的利益を得ようとしてはならず、ワクチン開発業者はワクチン開発を単なる利益追求の取り組みと考えるべきではないと述べた。
教皇は、週定例の一般謁見式で来場者に対し、新型コロナ流行を受けて誰もが公共の利益のために働くべきと指摘。名指しは避けながらも、「残念ながら、党利党略に基づく行動が見られる。現状を機に分断を誘発し、政治的・経済的優位性を生み出し、衝突を発生または激化させようとしている人々がいる」と述べた。
米大統領選では、新型コロナ流行とワクチン開発が重要な争点となっている。
一方、教皇は「政治にはしばしば良からぬ評判が立つ」としながら、歴史の中には「聖人」であった政治家もいると述べたが、名前は挙げなかった。
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