8月中国自動車販売、新エネ車が2カ月連続増 回復基調を維持

ロイター / 2020年9月10日 17時46分

[北京 10日 ロイター] - 中国汽車工業協会(CAAM)が集計した8月の国内自動車販売台数は5カ月連続の増加となった。電気自動車(EV)などの新エネルギー車(NEV)も2カ月連続で増加した。

EV、プラグインハイブリッド車、燃料電池車を含むNEVの8月の販売台数は前年比26%増の10万9000台。CAAMの幹部は、地方の販促イベントや地方政府の支援がNEV販売増に寄与したと説明した。

CAAMは、今年のNEV販売は前年を11%下回る110万台になるとの予想を示した。

中国政府は環境対策の一環でエコカーを推進しており、内外のEVメーカーは中国の生産体制を強化している。

LMCオートモーティブのアナリスト、アラン・カン氏は「GMの中国合弁が出した新モデルやテスラのモデル3の売れ行きが良く、8月は新車効果がみられた。上海蔚来汽車(NIO) や小鵬 のような新興EVメーカーの販売も安定していた」と述べ、NEVの販売は今後数カ月、8月の水準を維持するとの見方を示した。

8月の国内自動車販売台数は219万台で前年比11.6%増加。コロナ禍による落ち込みから回復基調を維持した。

1─8月の販売は1455万台で、前年同期を9.7%下回った。

中国自動車市場の約4分の1を占めるトラックなどの商用車の8月の販売は41.6%増加。政府のインフラ投資のほか、排ガス規制強化を受けた買い替え需要が押し上げた。

乗用車販売は6%増加した。

メーカー別では、吉利汽車<0175.HK>やトヨタ<7203.T>で販売が増加する一方、日産自動車<7201.T>や米ゼネラル・モーターズ(GM) の中国合弁は減少した。

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