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独企業倒産、上期は前年比6.2%減 「ゾンビ企業」延命の可能性

ロイター / 2020年9月10日 19時57分

ドイツ連邦統計庁が発表した2020年上半期の企業倒産件数は前年同期比で6.2%減少した。ベルリンで3月撮影(2020年 ロイター/Annegret Hilse)

[ベルリン 10日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が発表した2020年上半期の企業倒産件数は前年同期比で6.2%減少した。新型コロナウイルス感染拡大にもかかわらず倒産件数が減少した背景には政府による企業支援策があるとみられ、遠からず倒産する「ゾンビ企業」を延命させている可能性もある。

上半期の企業倒産は9006件で、約16%を小売業が占めた。建設業や観光業の倒産は1000件超。負債総額は計167億ユーロで、前年同期の102億ユーロから増加した。

連邦統計庁は「多くの企業が新型コロナ危機で経済的な打撃を受けたが、これまでのところ倒産件数には反映されていない。理由の1つは、3月1日以降、破産宣告の猶予が設けられているからだ」と指摘した。

政府が3月に導入した猶予措置は今年末まで延長されている。

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