米FRB、あらゆる緊急融資措置を延長すべき=クリーブランド連銀総裁
ロイター / 2020年11月10日 9時22分
米クリーブランド地区連銀のメスター総裁は11月9日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を受けて米連邦準備理事会(FRB)が導入した緊急融資プログラムは金融市場の緊張を緩和したとした上で、まだ続ける必要があるとの見解を示した。1月、カリフォルニア州サンディエゴで撮影(2020年 ロイター/Ann Saphir)
[9日 ロイター] - 米クリーブランド地区連銀のメスター総裁は9日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を受けて米連邦準備理事会(FRB)が導入した緊急融資プログラムは金融市場の緊張を緩和したとした上で、まだ続ける必要があるとの見解を示した。
メスター総裁は、FRBのパウエル議長が財務省と協力し、同プログラムを年末以降も延長すべきかどうか判断すると明らかにした。
その上で、記者団に対し「私なら、これらの措置の全てを延長するだろう」と述べた。「これらの措置が存在することが市場に信頼感を与えている」と指摘した。
政策当局者は、追加の景気対策を講じるための手段がまだFRBにはあると強調し、資産購入プログラムの調整や他の手段を活用して一段の緩和策を講じることが可能だとしている。
メスター総裁は、経済は想定よりも力強く持ち直しているが、回復はまだら模様だと指摘。今後の景気回復はより緩やかなペースで進むとの認識を示した。
経済が完全に回復するには財政と金融双方の政策支援が必要だとし「道のりは長い」と語った。
*内容を追加しました。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1「令和のコメ騒動」不足解消でも楽観できない事情 人口減少社会で「農地改革」が進まない本当の理由
東洋経済オンライン / 2024年9月20日 8時0分
-
2高齢者のダイエットは危険!実は寿命を削ってしまう可能性もあることが判明
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年9月19日 11時0分
-
3日系企業、社員の一時帰国容認も=邦人に募る不安―中国・男児襲撃事件
時事通信 / 2024年9月19日 21時1分
-
4JR貨物、不正を起こした「不適切な風土」の深層 データ不正が「現場の知恵」と化していた可能性
東洋経済オンライン / 2024年9月20日 8時0分
-
5都営大江戸線なぜ「うるさい」? 建設後押しの“2大特徴”が騒音の原因に ただし改善も進行中
乗りものニュース / 2024年9月20日 7時12分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください