米国務長官、「トランプ政権2期目」に言及 バイデン氏勝利認めず
ロイター / 2020年11月11日 7時39分
ポンペオ米国務長官は11月10日、米大統領選の全ての「合法な」票が集計され次第、「トランプ政権2期目」が発足すると述べ、バイデン氏の勝利を認めない立場を示した。ワシントンで撮影(2020年 ロイター/Jacquelyn Martin)
[ワシントン 10日 ロイター] - ポンペオ米国務長官は10日、米大統領選の全ての「合法な」票が集計され次第、「トランプ政権2期目」が発足すると述べ、バイデン氏の勝利を認めない立場を示した。
米国の同盟国である英仏を含む外国首脳は既に、大統領選で勝利を確実にした民主党のバイデン氏に祝意を表明しているが、トランプ氏は敗北を認めておらず、根拠を明確にせず選挙で不正があったと主張している。
ポンペオ氏は記者会見で「トランプ政権2期目に円滑に移行するだろう」と主張。その後、「われわれは全ての票を集計する」と語り、「世界は完全に安心して大丈夫だ」とした。
バイデン氏は来年1月20日に就任する予定だが、トランプ氏が法廷闘争を進める構えを崩していないため、遅れが生じる可能性もある。共和党の議員らはトランプ氏には選挙結果を争う権利があるとの立場を取っている。
バイデン氏はポンペオ氏の発言について問われると、笑みを浮かべた。また、政権移行は止めることができないと述べた。
ポンペオ氏は、トランプ氏が敗北を認めないことが、国務省の海外での自由で公正な選挙への働き掛けを阻害しないかとの質問に対し、「全世界で安全、自由、公正な選挙が行われることに同省は強い関心があり、その徹底を図っている」と答えた。
ポンペオ氏は今月13─23日に大統領選後初の外遊が予定されており、フランス、トルコ、ジョージア(グルジア)、イスラエル、カタール、アラブ首長国連邦(UAE)、サウジアラビアを訪れる見通し。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1芸術監督への中傷で捜査=五輪開会式巡り―仏検察
時事通信 / 2024年8月2日 23時39分
-
2「辛ラーメン」大韓航空が機内での提供中止に… “韓国ソウルフード”に何が?
日テレNEWS NNN / 2024年8月2日 20時39分
-
3「国賊習近平の罷免を」=SNSで横断幕の動画―中国・湖南
時事通信 / 2024年8月2日 18時43分
-
4ドローン「連続攻撃」で、ロシア戦闘車が次々に爆発する映像...ドネツク州めぐる戦闘での損失は拡大
ニューズウィーク日本版 / 2024年8月3日 7時15分
-
5ハリス氏が民主候補に確定 トランプ氏との短期決戦に号砲 米大統領選
産経ニュース / 2024年8月3日 7時55分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)