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高齢者医療費2割負担、時期と激変緩和措置を最終調整=官房長官

ロイター / 2020年12月10日 12時48分

 加藤勝信官房長官は10日午前の会見で、高齢者医療の窓口負担を2割に引き上げる実施時期と激変緩和措置の具体的な内容について、昨晩の菅義偉首相と山口那津男公明党代表の会談も踏まえて、現在、最終調整中だと述べた。埼玉県浦和のクリニックで5月撮影(2020年 ロイター/Issei Kato)

[東京 10日 ロイター] - 加藤勝信官房長官は10日午前の会見で、高齢者医療の窓口負担を2割に引き上げる実施時期と激変緩和措置の具体的な内容について、昨晩の菅義偉首相と山口那津男公明党代表の会談も踏まえて、現在、最終調整中だと述べた。

政府は若い世代の負担を少しでも緩和するために、高齢者2割負担の対象者を年収170万円以上とする方針だったが、政府・与党で協議を重ねた結果、首相と山口公明代表との会談で200万円以上を対象とすることで合意したと報じられている。引き上げ実施時期が2022年10月との一部報道について、同長官は「最終調整中であり、現時点で今後の日程について申し上げる状況にはない」と述べた。

高齢者医療の引き上げの必要性について「今後、高齢者の医療費が急増していく。現役世代の負担を抑制することが重要。能力のある高齢者には医療費負担の支え手として負担してもらう」として、国民への説明に努力していくとした。一方、高齢者の負担増に伴う受診控えが起きないよう、配慮も必要だと述べた。

(中川泉)

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