中国の「戦狼外交」、欧米が協調して立ち向かう必要=EU大使
ロイター / 2020年12月10日 17時33分
12月10日、 欧州連合(EU)のニコラス・シャピュイ駐中国大使は、欧米が協力して、中国の好戦的な「戦狼外交」に立ち向かう必要があると述べた。写真はEUと中国の旗。北京で2018年6月撮影(2020年 ロイター/Jason Lee)
[北京 10日 ロイター] - 欧州連合(EU)のニコラス・シャピュイ駐中国大使は10日、欧米が協力して、中国の好戦的な「戦狼外交」に立ち向かう必要があると述べた。
南シナ海の領有権問題でアジア諸国と協力する必要があるとの認識も示した。
米国のバイデン次期大統領も、民主主義国が連携を再び強化し、中国に対応する必要があるとの見解を示している。
同大使は、北京で開催されたエネルギー・フォーラムで、米国の新政権と対中政策で合意できることを期待すると表明。
「中国に協力する用意があり、中国と協力できる時は、できる限り協力しよう。そして必要な場合には異議を唱えよう」と指摘。「脅しや威嚇、威圧的な外交、戦狼外交に対しては、ノーと言う共通理解が必要だ」と述べた。
また同大使は、南シナ海の領有権問題で「妥協点を見出す」ため、豪州、ニュージーランド、東南アジア諸国連合(ASEAN)と協力する必要があると欧州諸国に呼び掛けた。
「航行の自由は必要不可欠だ。南シナ海は中国だけの問題ではない。国際的な問題だ」と述べた。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1米サイバーセキュリティー企業CEO、世界的システム障害めぐり「問題を修正、まもなく復旧する」と謝罪
日テレNEWS NNN / 2024年7月19日 22時56分
-
2空港や鉄道、世界で対応に奔走 豪テレビ、映像素材流せず
共同通信 / 2024年7月19日 20時23分
-
3世界的システム障害、復旧になお数日か 米政権も調査に
ロイター / 2024年7月20日 6時50分
-
4イスラエルの入植活動は国際法違反、ICJが勧告 イスラエル反発
ロイター / 2024年7月20日 1時26分
-
5バイデン撤退論が米民主党で急拡大、要求の議員計35人に 本人は選挙戦継続訴える
産経ニュース / 2024年7月20日 8時41分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください