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米下院、コロナ対策法案の最終審議へ動議可決 10日採決

ロイター / 2021年3月10日 9時40分

3月9日、米民主党のホイヤー下院院内総務は下院で10日にバイデン大統領の掲げる1兆9000億ドル規模の新型コロナウイルス追加経済対策法案の採決を実施すると発表した。写真は2020年3月、ワシントンの国会議事堂(2021年 ロイター/Tom Brenner)

[ワシントン 9日 ロイター] - 米下院は9日、バイデン大統領による1兆9000億ドル規模の新型コロナウイルス追加経済対策法案の最終審議実施に向けた動議を可決した。10日に採決し、可決される見通しだ。

動議は党の路線におおむね沿った賛成219、反対210で可決された。共和党から賛成に回った議員はおらず、反対票を投じた民主党議員は1人だった。

下院が10日に法案を可決すれば、週内にもバイデン大統領の署名を経て成立する可能性がある。

同法案は6日上院を通過し、修正案が9日朝、下院に送付された。

米民主党のホイヤー下院院内総務は、下院本会議で米東部時間10日午前9時(日本時間同日午後11時)から審議を開始すると明らかにした。

9日午後には予備的な審議が始まり、民主党のマクガバン議事運営委員長は「われわれは近代史上最も包括的で進歩的な経済への投資(法案)を大統領に送付しようとしている」と述べた。

*見出しと内容を更新しました。

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