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機械株は総じてしっかり、2月工作機械受注を材料視

ロイター / 2021年3月10日 10時20分

森精機、牧野フライス製作所は4%超高で推移、指数寄与度の高いファナックは2%超高。写真は、ファナックのロゴ。2016年11月17日に撮影。(2021年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 10日 ロイター] - 機械株はしっかり。森精機、牧野フライス製作所は4%超高での推移となっているほか、ツガミ、オークマもしっかり。指数寄与度の高いファナックは2%超高で、日経平均を約20円押し上げる要因となっている。9日引け後に発表された2月の工作機械受注が材料視されている。市場では「前月比でみても増加率が強く、幅広い回復を示す結果となった」(国内証券)との声が出ている。

日本工作機械工業会が9日発表した2月の工作機械受注(速報値)は、前年比36.7%増の1055億5300万円となり、前年比のプラスは4カ月連続となった。前月比では19.1%増。このうち、内需は前年比4.8%減(前月比15.4%増)の304億6200万円、外需は前年比66.0%増(前月比20.7%増)の750億9100万円だった。

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