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日経平均は小幅続伸、朝高後は材料難で伸び悩み

ロイター / 2021年3月10日 15時47分

東京株式市場で日経平均は小幅に続伸した。写真は東京証券取引所。2020年10月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 10日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は小幅に続伸した。寄り付きでは、前日の米国株式市場でナスダック総合が3.69%上昇した流れを引き継ぎハイテク株中心に買い優勢で始まったものの、その後は伸び悩み、前日終値を挟んだ一進一退の値動きが継続した。全体的に手掛かり材料に乏しく、時間外取引の米株先物の値動きに左右される展開となった。

TOPIXは0.11%高。東証1部の売買代金は2兆8999億7400万円。東証33業種では、医薬品、電気機器、情報・通信業などの12業種が上昇。鉱業、鉄鋼、水産・農林業などの21業種は下落した。

市場では「9日のナスダックは大幅高となったものの、ハイテク株は依然として過熱感があり、日本株は流れを引き継ぐ展開にはならなかった。加えて、今週末はSQ値算出、来週はFOMC(米連邦公開市場委員会)や日銀政策決定会合など重要イベントを控えており、上値は追いづらい。当面は割安株・出遅れ株を物色する流れが継続するのではないか」(証券ジャパンの調査情報部部長、大谷正之氏)との声が聞かれた。

個別では、牧野フライス製作所、ツガミ、DMG 森精機、ファナック、安川電機、オークマなどの機械株が総じてしっかり。日本工作機械工業会が9日発表した2月の工作機械受注(速報値)は、前年比36.7%増の1055億5300万円と、4カ月連続でプラスとなったことなどが好感された。

その他、ファーストリテイリングは2.41%安、エムスリーは6.19%安。東京エレクトロンもさえない動きとなった。

東証1部の騰落数は、値上がり879銘柄に対し、値下がりが1218銘柄、変わらずが97銘柄だった。

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 29036.56 +8.62 29118.28 28,960.09─29,233.47

TOPIX 1919.74 +2.06 1918.16 1,912.97─1,922.87

東証出来高(万株) 139336 東証売買代金(億円) 28999.74

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