高インフレの緩和想定、金融引き締め「時期尚早」=SF連銀総裁
ロイター / 2021年11月11日 2時24分
米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は10日、新型コロナウイルス感染が抑制されれば高インフレは緩和するとの見通しを示した上で、現時点での利上げやテーパリング(量的緩和の縮小)ペースの加速は「かなり時期尚早」だと改めて述べた。写真はデイリー総裁。2019年7月撮影(2021年 ロイター/Ann Saphir)
[10日 ロイター] - 米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は10日、新型コロナウイルス感染が抑制されれば高インフレは緩和するとの見通しを示した上で、現時点での利上げやテーパリング(量的緩和の縮小)ペースの加速は「かなり時期尚早」だと改めて述べた。
ブルームバーグテレビとのインタビューで「不確実性があるため、警戒しながら待つ必要がある」と指摘。足元のインフレ率は高く痛みを伴うものだが、これはサプライチェーン(供給網)のボトルネックや堅調な消費需要によるもので新型コロナ感染が収まれば解消されるとした。また労働供給の制約も新型コロナに関する懸念や影響によって引き起こされているとした。
その上で、FRBの金融政策では供給上の問題に対処することができず、現時点で金融政策を引き締めれば、投資コストが上昇し、ボトルネック問題への対応が遅れる可能性があるとした。
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