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タイ経済、23年は3.6%成長見込む 安定維持に注力=中銀総裁

ロイター / 2023年4月10日 14時5分

 4月10日、タイ中央銀行のセタプット総裁は、今年の国内経済成長率は3.6%を見込んでいるとし、財政・金融政策は景気刺激策よりも安定を優先すべきだとの考えを示した。写真はタイ中央銀行。バンコクで2016年4月撮影(2023年 ロイター/Jorge Silva)

[バンコク 10日 ロイター] - タイ中央銀行のセタプット総裁は10日、今年の国内経済成長率は3.6%を見込んでいるとし、財政・金融政策は景気刺激策よりも安定を優先すべきだとの考えを示した。

国内テレビのインタビューで「経済には耐性があり、複数の衝撃に耐えることができる」と述べた。昨年のタイの経済成長率は2.6%だった。

中銀は先月、政策金利を24ベーシスポイント(bp)引き上げて1.75%にした。昨年8月以降、金利を計125bp引き上げたが、他のアジア地域の中銀ほど積極的な利上げは行っていない。

総裁は「政策の正常化は続くが、慎重に状況を見極める」と述べた。何らかの問題が生じた場合、金融システム支える手段があるとも語った。

5月の総選挙に向けて各政党が提示している政策について質問されると、景気刺激策は今のところ必要ないと述べた。

「財政・金融政策は正常化が必要で、安定を優先すべきだ。市場は安定を損ねる意味をなさない政策を罰する準備ができている」と説明した。

タイでは来月の総選挙に向けて多くの政党が現金給付や最低賃金の引き上げなどを公約に掲げている。

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