米3大自動車メーカー、ストで計800人強を追加レイオフ

　１０月９日、クライスラーの親会社である欧米自動車メーカーのステランティスは、全米自動車労組（ＵＡＷ）のストライキの影響により、ミシガンとインディアナ両州の工場でさらに合わせて５７０人の従業員をレイオフすると発表した。ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）は従業員約２００人を追加で削減し、レイオフした従業員は計２３００人に上った。写真はＧＭのロゴ。デトロイトで２０２１年３月撮影（２０２３年　ロイター／Rebecca Cook）

David Shepardson

[９日　ロイター] - クライスラーの親会社である欧米自動車メーカーのステランティスは９日、全米自動車労組（ＵＡＷ）のストライキの影響により、ミシガンとインディアナ両州の工場でさらに合わせて５７０人の従業員をレイオフすると発表した。同社はすでに６４０人をレイオフしている。

フォード・モーターは同日、ミシガン州でさらに７０人をレイオフしたと発表。９月１５日のスト開始以降、同社がレイオフした従業員は計１８６５人となった。

ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）は従業員約２００人を追加で削減し、レイオフした従業員は計２３００人に上った。ミシガン州ランシング工場、オハイオ州トレド工場など６工場の従業員が対象となった。同社はストが解決するまで従業員が職場に復帰することはないとの見通しを示した。