三越伊勢丹ＨＤ、通期営業益予想を上方修正 年間配当24円に

　１１月１０日　三越伊勢丹ホールディングスは１０日、２０２４年３月期の連結営業利益予想を４８０億円（前年比６２．１％増）に上方修正した。写真は２０１８年１月、都内で撮影（２０２３年　ロイター／Kim Kyung-Hoon）

Hitoshi Ishida

［東京　１０日　ロイター］ - 三越伊勢丹ホールディングスは１０日、２０２４年３月期の連結営業利益予想を４８０億円（前年比６２．１％増）に上方修正した。従来予想は３８０億円。ＩＢＥＳがまとめたアナリスト１０人のコンセンサス予想の平均値は４０９億円だった。

新型コロナ感染症の位置づけが５類に移行し、社会活動の正常化が進む中で個人消費が持ち直したほか、インバウンド需要も拡大した。

売上高は５２５０億円（従来予想５１５０億円）、当期利益は３７０億円（同３００億円）を見込む。

好調な業績を踏まえ、年間配当予想を従来の１６円から２４円に引き上げた。前期の年間配当は１４円だった。