インベスコ、中国株をオーバーウエート 香港REITに投資妙味
ロイター / 2023年11月10日 17時20分
11月10日、国際的な資産運用会社インベスコのポートフォリオマネジャーは、アジア投資ファンドで中国株をオーバーウエートにしていることを明らかにした。北京で2018年撮影(2023年 ロイター/Jason Lee)
Anisha Sircar
[10日 ロイター] - 国際的な資産運用会社インベスコのポートフォリオマネジャーは、アジア投資ファンドで中国株をオーバーウエートにしていることを明らかにした。
割安感の出た香港の不動産投資信託(REIT)についても、配当利回りが魅力的として投資を増やしているという。
「インベスコ・アジア株ファンド」(運用額25億ドル)の運用に携わるフィオナ・ヤン氏によると、同ファンドは過去1年で香港・中国株への投資を増やした。インド株への投資に利益確定の売りを出しているという。
ヤン氏は「マクロ的な背景は大幅に悪化しているが、中国には極めて魅力的な個別株の投資機会が数多くある」と指摘。
「今年初めに比べて投資家の期待値が大幅に低下しており、当社の中国の投資先企業の多くは、低下した期待値を上回ることができる」とし「たとえ市場が再評価していないとしても、今後そうなることが期待される。株価は業績に連動するはずだ」と述べた。
同社のウェブサイトで公表されている保有データによると、同ファンドの資金の約42%は香港・中国企業に配分されている。ベンチマークは約40%。
個別株では、中国の電子商取引大手JDドットコム(京東集団)やゲーム大手、網易(ネットイース)などへの投資比率が今年に入り上昇している。
ヤン氏は香港の不動産部門にも投資妙味があると指摘。不動産投資信託(REIT)は価格が下落しており、配当利回りは7─8%に達しているという。
同氏は「ある時点で金利が下がれば、バリュエーションがさらに高まる可能性がある」と述べた。
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