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米11月ミシガン大消費者信頼感低下、5年先インフレ期待約12年ぶり高水準

ロイター / 2023年11月11日 5時50分

11月の米ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)は60.4と、5月以来の低水準となった。2011年9月、シカゴで撮影(2023年 ロイター/Jim Young/Files)

Dan Burns

[10日 ロイター] - 米ミシガン大学が10日発表した11月の消費者信頼感指数(速報値)は60.4と、前月の63.8(確報値)から低下し、5月以来の低水準となった。低下は4カ月連続。市場予想中央値の63.7も下回った。

現況指数は65.7と、前月の70.6から低下。期待指数は56.9と、59.3から低下した。共に5月以来の低水準となる。

消費者調査ディレクターのジョアン・シュー氏は「今月は現在および予想される個人の財務状況がいずれも緩やかに改善したが、長期的な経済見通しは高金利の悪影響に対する懸念の高まりもあり、12%低下した」と指摘。「ガザとウクライナで続いている戦争も多くの消費者に重くのしかかっている」とした。

1年先のインフレ期待は4.4%。2カ月連続で上昇し、7カ月ぶりの高水準となった。

5年先のインフレ期待は3.2%。前月の3.0%から上昇し、2011年3月以来の高水準を付けた。

オックスフォード・エコノミクスの経済調査アナリスト、グレース・ズウェマー氏は「ガソリン価格の下落にもかかわらず、消費者のインフレ期待が上昇したことはFRBにとって懸念材料になる」と言及。 「インフレ期待の上昇は金利をより長期間高水準に維持する必要があることを示すもう1つの兆候だ」とした。

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