1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

米ボーイング内部情報が流出、犯罪集団「ロックビット」の攻撃で

ロイター / 2023年11月11日 4時47分

米ボーイングの内部データが、身代金要求型ウイルス「ランサムウエア」によるサイバー攻撃を行うハッカー犯罪集団「ロックビット」によってオンライン上で公開された。今年6月、パリ近郊で撮影(2023年 ロイター/Benoit Tessier/File Photo)

[ロンドン 10日 ロイター] - 米航空機大手ボーイングの内部データが10日、身代金要求型ウイルス「ランサムウエア」によるサイバー攻撃を行うハッカー犯罪集団「ロックビット」によってオンライン上で公開された。ロックビットは10月、ボーイングから 「大量の」機密情報を入手し、11月2日までに身代金を支払わなければ情報をネット上に公開すると脅していた。

ロックビットのウェブサイト上の投稿によると、ボーイングの情報は10日午前に公開された。ファイルの大部分は10月下旬付けのもので、ロイターはファイルを独自に検証していない。

ボーイングは声明で部品・供給部門がサイバーセキュリティー事件に見舞われたことを認めた。

ボーイングは「この事件に関連してランサムウェアの犯罪実行者が当社のシステムから入手したと主張する情報を公開したことを認識している」とした上で、「引き続きこの事件を調査し、必要に応じて法執行機関や規制当局、影響を受ける可能性のある関係者と連絡を取る」と表明した。

ボーイングは今回の事件が航空機や飛行の安全性に脅威を与えるものではないと「引き続き確信している」と言及。一方、防衛などの機密情報をロックビットが取得したかどうかについてはコメントを避けた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください