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ウクライナ「戦争終了の圧力受けず」、ゼレンスキー氏バルト3国歴訪

ロイター / 2024年1月11日 0時53分

ウクライナのゼレンスキー大統領は10日、リトアニアを訪問した。バルト三国を歴訪しロシアとの戦争やウクライナの北大西洋条約機構(NATO)・欧州連合(EU)加盟について協議する。先月31日撮影の提供写真。(2024年 ロイター/Ukrainian Presidential Press Service)

Andrius Sytas

[ビリニュス 10日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は10日、訪問先のリトアニアで、ウクライナはロシアとの戦いをやめるよう同盟国から圧力を受けていないと述べた。

ゼレンスキー氏はロシアとの戦争やウクライナの北大西洋条約機構(NATO)・欧州連合(EU)加盟について協議するため、バルト3国のエストニア、ラトビア、リトアニアの歴訪を開始。X(旧ツイッター)でビリニュスに到着したと発表し、「安全保障、EUおよびNATOへの統合、電子戦や無人機に関する協力、欧州の支援に関するさらなる調整などが議題だ」と説明した。

ただ、ゼレンスキー氏とリトアニアのナウセーダ大統領との会談が始まる直前、イタリアのクロセット国防相がイタリア議会で、ウクライナの反転攻勢は望ましい結果を生んでおらず、軍事的な状況を現実的に見る必要があるとし、和平に向けた外交の時が来たと発言。

ナウセーダ大統領との共同記者会見で、ウクライナのパートナーはウクライナに対し戦闘を止める促しているのかとの質問に対し、ゼレンスキー氏は「パートナーから防衛を止めるよう圧力は受けていない。紛争の凍結に向けた圧力はまだない」と述べた。

バルト3国はウクライナのEU、NATO加盟を強く支持。ゼレンスキー氏は、ロシアがウクライナで勝利を収めればモルドバと共にバルト3国がロシアの次の標的になるとしている。

ゼレンスキー氏はビリニュス中心部で数千人の観衆を前に行った演説で「戦争が終わった後の日が来る。プーチン(ロシア大統領)の後の日が来る」と述べた。

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