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先行きの景気、物価押し上げリスクなどに十分注意=林官房長官

ロイター / 2024年6月10日 12時32分

 6月10日、林芳正官房長官(写真)は1午前の会見で、1─3月期がマイナス成長となった景気の先行きについて、緩やかな改善が続くとする一方、為替変動などが物価を押し上げるリスクに十分注意する必要があるとの見方を示した。写真は都内で昨年12月撮影(2024 ロイター/Issei Kato)

Nobuhiro Kubo

[東京 10日 ロイター] - 林芳正官房長官は10日午前の会見で、1─3月期がマイナス成長となった景気の先行きについて、緩やかな改善が続くとする一方、為替変動などが物価を押し上げるリスクに十分注意する必要があるとの見方を示した。

林官房長官は、33年ぶりの高水準となった春闘の賃上げや今月から実施する定額減税に言及。「雇用・所得環境が改善するもとで(景気は)緩やかな改善が続くことが期待される」と語った。一方で、資源価格や円安に触れ、「輸入物価の上昇を通じて国内物価を押し上げるリスクをはじめ、さまざまなリスクに十分注意する必要がある」と述べた。

内閣府がこの日朝発表した1─3月期の実質国内総生産(GDP)2次速報は、年率で上方修正されたものの、1次速報に続いてマイナス成長だった。林官房長官は、能登半島地震や一部自動車メーカーの生産停止など特殊要因が影響したなどと改めて説明した。

*内容を追加しました。

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