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前哨基地への補給、中国の許可不要 フィリピンが反論

ロイター / 2024年6月10日 12時42分

 6月8日、フィリピンのアニョ国家安全保障補佐官は、今後も他国の許可を受けずに南シナ海の前哨基地への補給を続けると表明した。写真は1999年以来座礁しているフィリピン海軍の艦艇。南シナ海セカンド・トーマス礁で2014年3月撮影(2024 ロイター/Erik De Castro)

Neil Jerome Morales

[マニラ 8日 ロイター] - フィリピンのアニョ国家安全保障補佐官は8日、今後も他国の許可を受けずに南シナ海の前哨基地への補給を続けると表明した。

フィリピン沿岸警備隊は7日、南シナ海での警備任務遂行中に病気となった自国の軍人を医療搬送しようとしたところ、中国海警局から妨害を受けたと非難。これに対し、中国外務省はフィリピンが事前に通知すれば、物資の輸送や人員退避を認めると述べた。

アニョ氏は「われわれの活動は自国の領海と排他的経済水域(EEZ)内で行われており、外国の干渉や脅迫によって抑止されることはない」とし、中国側の提案は「不合理、ナンセンスで受け入れられない。われわれの活動に中国側の承認など必要ない」と述べた。

フィリピン国家安全保障会議は8日、南シナ海セカンド・トーマス礁の主権と管轄権を再確認するとした上で、南シナ海全体の紛争を解決するため、引き続き対話と平和的な交渉の余地があると述べた。

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