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極右政党の躍進は懸念、常態化させてはならない=独首相

ロイター / 2024年6月11日 3時55分

ショルツ独首相(写真)は10日、ドイツで9日投開票された欧州連合(EU)欧州議会選の結果について、連立政権にとって不利だったとした上で、極右政党の躍進は懸念すべきで、常態化させてはならないと述べた。(2024年 ロイター/Nadja Wohlleben)

[ベルリン 10日 ロイター] - ショルツ独首相は10日、ドイツで9日投開票された欧州連合(EU)欧州議会選の結果について、連立政権にとって不利だったとした上で、極右政党の躍進は懸念すべきで、常態化させてはならないと述べた。

ドイツの欧州議会選で、ショルツ首相率いる社会民主党(SPD)のほか「緑の党」などの連立与党が大敗した一方、右派政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が躍進した。

ショルツ氏は記者会見で 極右政党の躍進に「慣れることは決してできない」とし、「再び押し戻すことが常に課題になる」と述べた。

開票結果によると、得票率はキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)が30%。次いでAfDが15.9%。ショルツ氏のSPDは13.9%、緑の党は11.9%、自由民主党(FDP)は5.2%だった。

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