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BMWの違法中国部品搭載車問題、米上院財政委員長がさらに調査

ロイター / 2024年6月11日 7時51分

 6月10日、米上院財政委員会のワイデン委員長(民主党)は1、ドイツ高級自動車メーカーのBMWが、取引禁止対象の中国サプライヤーから調達した電子部品を搭載した車を米国に輸入していた問題について、さらに調査を進めていると明らかにした。英オックスフォードで2023年9月撮影(2024年 ロイター/Andrew Boyers)

David Shepardson

[ワシントン 10日 ロイター] - 米上院財政委員会のワイデン委員長(民主党)は10日、ドイツ高級自動車メーカーのBMWが、取引禁止対象の中国サプライヤーから調達した電子部品を搭載した車を米国に輸入していた問題について、さらに調査を進めていると明らかにした。

先月ワイデン氏は、事務方が2年にわたって行った調査の結果として、BMWがこれらの電子部品を搭載した小型車「ミニクーパー」を少なくとも8000台輸入していたことが分かったと発表していた。調達先の中国のサプライヤーは四川経緯達科技集団(JWD)で、2021年のウイグル強制労働防止法に基づく禁輸リストに掲載されている。

こうした中でワイデン氏は、BMW北米部門トップに10日付で書簡を送り、米国向けの他の輸入車にJWDの部品が含まれていたかどうかを把握するためのサプライチェーンの点検を終えたかどうか問いただした。

ワイデン氏は書簡で、BMWに現在は米国への輸入車にJWDの部品を使っていないことを確認して21日までに回答するよう求め、昨年12月以降のJWDの部品を含む輸入車への具体的な対応措置も促している。

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