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米KKR、KOKUSAIの持ち分を半減、約2500億円で株売却

ロイター / 2024年7月10日 17時27分

 7月10日、半導体製造装置メーカーのKOKUSAI ELECTRICは、株式の売り出しを決議した。写真は都内で2023年9月撮影(2024年 ロイター/Miho Uranaka)

[東京 10日 ロイター] - 米投資ファンドのKKRが半導体製造装置メーカーのKOKUSAI ELECTRIC株を2割売却し、持ち分を約半分に減らす。KKRの意向を受け、KOKUSAIが10日に売り出しを決議した。KKRの売却額は10日終値で約2500億円。日本株が上昇する中でKKRは投資資金を回収する。

KOKUSAIの発表によると、KKRのほかにもう1社がKOKUSAI株を売却する。売り出し総額は10日終値で最大約3200億円。売り出し価格は22日から24日の間に決める。

KKRの持ち分は約43%から23%程度に低下する。経営の独立性が増すKOKUSAIは、投資家層のすそ野を広げたい考え。一方、株式放出による市場への影響を抑えるため、発行済み株式の2.55%・180億円を上限に自己株式を取得する。

KOKUAIが決議した売り出し株数は約5250万株。需要に応じて約787万株を追加で売り出す。追加売り出しはすべてKKR分。

もともとKOKUSAIは日立製作所の子会社だった日立国際電気の一事業で、日立が事業の選択と集中を進める中、2018年にKKR傘下に入る形で分社化した。23年10月末に東京証券取引所に株式を上場。KKRは一部株式を1000億円程度で売却していた。

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