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マイクロソフト、オープンAI取締役会へのオブザーバー参加中止

ロイター / 2024年7月10日 16時54分

 7月10日、米マイクロソフトは、オープンAIの取締役会にオブザーバーとして参加することを中止した。写真はマイクロソフトのロゴ。3月、パリ近郊イシーレムリノーにあるオフィスで撮影(2024年 ロイター/Gonzalo Fuentes)

Foo Yun Chee

[ブリュッセル 10日 ロイター] - 米マイクロソフトは、オープンAIの取締役会にオブザーバーとして参加することを中止した。欧米規制当局の監視が強まっていることが背景。

マイクロソフトはオープンAIのガバナンスが大幅に向上したことが理由と説明している。

英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)によると、米アップルも予想に反し、オープンAIの取締役会にオブザーバーとして参加しないことを決めた。関係筋の話として報じた。

オープンAIの広報担当は、戦略的パートナーであるマイクロソフトやアップル、投資家であるスライブ・キャピタル、コスラ・ベンチャーズなど利害関係者と定期的に会合を開く体制を整える方針を示した。

マイクロソフトは昨年11月、オープンAI取締役会にオブザーバーとして参加すると発表。機密情報にアクセスできるが、取締役の選出などに関する議決権はなかった。

マイクロソフトはオブザーバー参加に加え、オープンAIに100億ドル以上を投資しており、マイクロソフトがオープンAIにどの程度の影響力を行使しているのか欧州連合(EU)、英国、米国の反トラスト法(独占禁止法)当局が注視している。

両社は現在、法人顧客へのAI技術の販売で激しく競争するようになっている。収益確保に加え、規制当局にそれぞれの独立性を示す狙いがある。

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