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OPEC、24年世界需要予想据え置き 夏の活発な移動見込む

ロイター / 2024年7月11日 2時38分

石油輸出国機構(OPEC)は10日に発表した月報で、2024年の世界石油需要が前年比で日量225万バレル、25年は日量185万バレル、それぞれ増えるとする従来見通しを据え置いた。2023年11月撮影(2024年 ロイター/Leonhard Foeger)

[モスクワ/ロンドン 10日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)は10日に発表した月報で、2024年の世界石油需要が前年比で日量225万バレル、25年は日量185万バレル、それぞれ増えるとする従来見通しを据え置いた。底堅い経済成長と好調な旅行需要に伴う航空用途が夏場の燃料消費を支えるとの認識を示した。

OPECは「夏のドライブや休暇シーズンに米国で予想される車や飛行機などによる活発な移動により、輸送用燃料の需要の押し上げが見込まれる」と指摘した。

石油需要の伸びに関する見通しは、低炭素の燃料への移行ペースを巡る見解の相違などから、発表主体による差異が大きくなっている。英石油大手BPは10日、石油需要は来年ピークを迎える見通しだと発表した。

OPECは24年の世界経済成長率見通しを2.9%と、従来見通しの2.8%から引き上げた。新興国もしくは途上国の経済活動の勢いを背景に、上振れの可能性があると言及した。

OPECは「主要国の経済成長の勢いは上半期も堅調だった。この傾向は短期的には全般的なプラス成長基調を支えている」とも分析した。

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