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米大統領とのやり取りで認知機能の低下は見られなかった=FRB議長

ロイター / 2024年7月11日 4時15分

パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は10日の議会証言で、バイデン米大統領(写真)とのやり取りで認知能力の低下は見られなかったと述べた。写真は北大西洋条約機構(NATO)の創立75周年記念式典で10日撮影(2024年 ロイター/Evelyn Hockstein)

[10日 ロイター] - パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は10日の議会証言で、バイデン米大統領とのやり取りで認知能力の低下は見られなかったと述べた。ただ、2022年以降は米大統領と軽い握手を交わした程度の交流のみにとどまるとした。

マイク・ローラー議員(共和党、ニューヨーク州選出)はパウエル氏に対し、「大統領との会談で、精神的あるいは認知的衰退に気づいたか」と質問。これに対しパウエル氏は「いいえ」と答えた。

パウエル氏は下院での証言中にローラー議員から別の質問に答え、米大統領と最後に会ったのは「数カ月前」の晩さん会で握手したときだったが、それは「会話ではなかった」と述べた。

このやり取りには別の議員から異議申し立てがあり、ローラー議員は後に質問を取り下げたが、パウエル氏はすでに回答していた。

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