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独8月CPIは前年比+2.0%、3年強ぶり低い伸び エネ価格低下

ロイター / 2024年9月10日 16時2分

 9月10日、ドイツ連邦統計庁が発表した8月の消費者物価指数(CPI)改定値は、欧州連合(EU)基準(HICP)で前年同月比2.0%上昇と、2021年6月以来の低い伸びとなった。写真は5月、ベルリンのポツダム広場で撮影(2024年 ロイター/Annegret Hilse)

Maria Martinez

[ベルリン 10日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が10日発表した8月の消費者物価指数(CPI)改定値は、欧州連合(EU)基準(HICP)で前年同月比2.0%上昇と、2021年6月以来の低い伸びとなった。

エネルギー価格の低下が主因。欧州中央銀行(ECB)は今週利下げに踏み切りやすくなったとみられる。7月は2.6%の上昇だった。

変動の激しい食品とエネルギー価格を除いたコアインフレ率は2.8%と、前月の2.9%からわずかに鈍化した。

8月はエネルギー価格が前年比5.1%下落した。一方、食品価格は1.5%上昇し、5カ月連続で加速した。

サービス価格は3.9%の上昇と、全体のインフレ率を大幅に上回った。

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